ダウン症の体は柔らかい [小児の発達]

先週から、平日のお勉強記事として
ダウン症;ダウン症候群;Down syndromeの勉強をしています。
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2015-06-02 から

前回までに勉強した見た目の特徴に加えて
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2015-06-04
ダウン症の人々に共通する”体の柔らかさ」についてを勉強していきます。

ダウン症の身体的特徴として、最もわかりやすい言葉で表現すると
「体が柔らかい」というのがあります。
こども時代などは、見るからに柔らかい!という印象を持ちます。

筋肉の張りも低いので、触った感じも柔らかいですし
靭帯の張りも弱いので、″関節が柔らかい″と表現されます。
その他、関節包や軟部組織といわれる組織も張力が弱い(柔らかい)ので
関節を支えたり姿勢を支えたりするのに、少し不利ともいえます。

そのために起こることとして…


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バスケには筋力が必要 [趣味]

中学生の頃からバスケットボールをしていて
高校では結構(恐らく勉強の3倍くらい^^)頑張って
大学ではチームの中心で、在学中ずっと大会を戦った気がします。

大学のチームは医学部の女子バスケット部でしたので、
未経験者が多く、運動部自体も人生で初めてという部員も結構いました。
(それなのに、バリバリの体育会系の部活でした^^)
専門コーチなどいるはずもなく、その時その時で
男子部の先輩や同級生が、ベンチでみて指示をくれるという感じでした。

普段の練習は、幹部(と呼ばれる、キャプテンのいる学年とその前後の学年)で
年に2回の大きな大会や、対抗戦などを見据えて、メニューを考えていました。
結構な成績を残すような高校バスケを経験していたのは少数だったので
バスケットの戦術や必要な練習などを考える時には、
高校時代の”貯金”が役に立ちましたし
それにプラスして、男子部や外部からの参加者の意見を聞いていました。
書いているだけで、懐かしくなりますね~

キャプテン時代は、戦術がチームにフィットしているのか、
試合に出られないメンバーのモチベーションをどう保つか
納得の成績が残せるか・・・など、いつも考えていたように思います。
(頑張った分、自慢できることには、
このチームで日本を5つ位に分けて行われる地方大会で何度も準優勝だった事ですし、
個人としても、ラッキーなことに得点王やベストファイブを経験できた事です^^)

バスケのために考える内容が、貧相にゞ


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ダウン症 見かけの特徴 [小児の発達]

前回から、ダウン症;ダウン症候群;Down syndromeの勉強をしています。

初回となった前回は、ダウン症の顔貌の特徴を列挙しました。
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2015-06-02
今回は、お顔以外の部分で、見た目でわかるダウン症の人たちの特徴です。

四肢の特徴としては、以下のようなものがあります。
 ・手や足が厚い:手や足のボリュームがあります
 ・指や足指が短い:ゆびが短めです
 ・四肢が短い:手や足、腕や脚の割合をみると、短めです

それ以外にも、よく見てみると。


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ダウン症 [小児の発達]

ひと休みの様な記事が続いていましたが、そろそろ勉強記事に戻ります(^^)

今日からしばらくは、ダウン症候群 Down syndromeについて勉強していきます。
ダウン症と呼んだりもします。
比較的多い疾患ですので、周囲にいらっしゃるかもしれませんし
いらっしゃらなくても何となく知ってるという方も多いように思います。

その個性的な能力と、見た目の愛らしさもあり
24時間テレビやドキュメンタリー番組などのメディアで、
ダウン症の人々の活躍が取り上げられることもありますね。

本態は染色体異常です


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新人研修会 [講習会]

今勤めている病院は、正職員数が100を超えるのですが
毎年さまざまな職種の職員を、新採・異動等で”新人”として迎えます。

その”新人”研修ですが、特に新採職員は
まず病院の母体組織全体での新人研修(社会人とは。。等々)に引き続き、
実際の職場となる病院でのoff the job研修が行われています。

その実技研修の一つとして、CPR+AED講習があり
毎年その部分を担当しています。
今年もその研修会を無事に終了した所です。

詳細はあまりよく分かっていないのですが(^^;
今年は新採職員の、専門職免許状の確認が遅れるとか何とかで
例年よりも1か月ほど遅い開催となりました。

にもかかわらず、準備を始めるのは研修会当日より10日ほど前ですので
バタバタして取り組むことになったのは、変わりありませんでした^^ゞ

とても反応が良かったです


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初めて執刀する手術 [雑感]

いつも平日には勉強記事を書くよう心掛けていますが、
今日は雑感記事として、志の備忘録を記しておきます(^^)

今日も早朝から手術でした。
早起きには慣れているので問題ありません。

あえて問題にするとすれば、その術式。
現在の私が取り扱う分野では比較的高い難易度のもので
しかも最近あまり行っていない手術でした。
(内容については、勉強記事としていずれ別記事にします)

主治医でもなく、術式としての難易度も高く、
手術の中でフレキシブルな部分の詳細も決まるのが直前でしたので
「ちゃんと助手ができる様に復習して臨まなくっちゃ!」と思っていました。

※手術をするときには、執刀医以外に
助手といって一緒に手術をする医師がいます。
医療系ドラマなどで良く見ますよね。

ところが!
なんと前日の昼食時に、主治医で先輩にあたるドクターから驚愕の発言が!!
「先生、明日の手術だけど、執刀する?」

数年前に、その術式の一部を執刀し
メインの部分に関しては、変法的な手術の助手を2例しただけ…
まだ詳細も決まっていない…
何より、難しいのに、助手が務まるように!との勉強もまだ1~2割だった…

そんな状況だったのに
「え!良いんですか!?でも執刀する勉強間に合いますかね?」
と前向きな返事が口をついていました。

以後、2人の会話はこうでした。
先輩Dr.「え?見たことあるでしょ?そもそも手術入るんだから勉強してるでしょ?」
わたし「いや~、助手をしたのは数年前に2例あった時だけですし。
    それから言い辛いんですが、助手としての勉強を始めたところで…」
先輩Dr.「は~!?助手としての勉強ってなんだよ。
いつでも執刀するつもりで勉強せんかい!!」

おっしゃる通りです


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家族ゲーム [趣味]

またまた、読書記録です。

小説「家族ゲーム」です。

家族ゲーム (集英社文庫)

家族ゲーム (集英社文庫)

  • 作者: 本間 洋平
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1984/03/19
  • メディア: 文庫



高校受験をマテリアルとして、家族のあり方や役割、
そういった家族を取り囲む社会を見せてくれる作品です。
社会や環境の歪みのようなものを、思春期の視点で感じさせてくれました。

大分前に読んだのですが、読み返してみると
自分の環境が変わっている分、最初に読んだ時とは色々と印象が違います。

今の方が発達障害のこども達に接する事が増えているためか、
主人公“おとうと”の、奇抜な性質に加えて
主人公の一人(なのだと思いますが‥)、“ぼく”の特性も気になったりしますゞ

実写化されているそうです


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FAIの治療方法 [医学~臨床]

苦手…からの脱却のために(^^; ここ最近の勉強記事でつづってきた
FAIを敬遠せず頑張って勉強するぞ! シリーズ ですが、
今日でいったん終了予定。ふーっと一息、という気分ですゞ

最後の今回は、FAIになったら、どう治療をするのかについてお勉強します。
でも実際に治療に携わったことはないので、概要的な内容になります(^^)

FAIの治療を考える際に、第一選択は原因部分の治療です。

cam typeのFAIでは、球面でない骨頭部分が臼蓋にぶつかるのが原因なら
この骨頭の非球面部分; bumpを切除する、という手術が治療法になります。
pincer type FAIで臼蓋が外側に余分に形成され原因になっているなら
その寛骨臼縁を切除するのが、原因の治療になります。

その他、臼蓋形成不全から関節唇損傷(断裂)を来していて
その部分に骨頭がはまり込む様なpincer type FAIならば
関節唇切除あるいは縫合術が行われます。

その方法も様々。


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FAIになりやすい治療法 [医学~臨床]

股関節の痛み・可動域制限を来し、運動や日常生活に支障が出る
”FAI; FemoroAcetabular Impingement” を、
敬遠せず頑張って勉強するぞ! シリーズ(^^)

FAIの原因によるタイプ分類は、もう自信を持って「覚えた」と言えます(^^)
 大腿骨→cam type, 臼蓋→pincer type, 併存→combined type

前回まで、FAIになりやすいこども時代に罹る疾患を勉強しました。
大腿骨頭すべり症・ペルテス病・発育性股関節脱臼DDHでした。

今日の勉強対象はこども時代の病気ではなく、青年期の手術です。
この手術を行われた後に、FAIが起こりやすい事が報告されているのです。

手術名は寛骨臼回転骨切り術;RAOです。
初期の変形性関節症に対して行われる手術です。

適応になるのは、もともとDDH等による臼蓋形成不全があり
二次性に変形性関節症が起こっているけれども、まだ関節症変化が初期のケースです。

どんな手術?


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55歳からのハローライフ [趣味]

ここ数年は、なかなか”自分の時間”がなくて、
最近はゆっくり読書に時間をとれない、悲しい環境にいますので
(以前からと言えば確かにそんな気もしますが)
読書欲を満たす時には、どうしても短編集に手が伸びます(^^ゞ

最近読んだ、この短編集は良かったです。
村上龍さんの作品は、昔の小説ももともと好きでしたが
今回の作品、おそらく作家の描きたい部分が、今の私の琴線に触れまくり
今のところ、この短編集が私の”村上龍ベストワン”という気分です。

55歳からのハローライフ


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