FAIの診断 [医学~臨床]

FAI; FemoroAcetabular Impingementを、
難しそうだからと敬遠せずに、頑張って勉強するぞー! シリーズです。

FAIの、原因によって2~3つのタイプに分類される事を勉強しました。
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2015-04-09
 大腿骨側が原因→cam type; カム
 臼蓋側が原因→pincer type; ピンサー
 2つの原因が併存→mix type; ミックス

しかし早速、間違っていました。
合併したタイプは、combined type; コンバインド と呼ぶそうですm(_ _)m
やはり敬遠していた分!?この記載は違うのでは?というアンテナも働きづらかった…
(ただの言い訳ですm(__)m) 申し訳ありません。

さて気を取り直して…
今日は、FAIの診断方法について勉強していきます。

まずはFAIを疑うきっかけとしても重要になる、理学所見から。
症状・誘発テストです。
いずれのタイプでも見られることの多い症状・誘発法といえます。

自覚症状は、運動時の股関節痛が多いようです。
とくにしゃがみこみ、下肢を振り上げたときなどによく見られます。

また、股関節を曲げた時に痛みがあるため
長座位(長座り、両下肢を伸ばして座る格好)で座る際には
後ろに手を着かないとできなくなったりします。
長座位で後ろに手を着くと、骨盤を後ろに傾けることになり、
股関節の前方でのインピンジから逃げられる訳です。


他覚症状としては、インピンジメントサインが有名です。
肢位を変えてインピンジを誘発させ、痛みが出たら陽性とするものです。

FAIは股関節全面で起こることがほとんどなので
股関節を屈曲90°+内旋+内転にすると、痛みが出ます。


これらの症状がある時にFAIを疑い、
FAIの診断に必要な画像検査などを見ていくことになります。
画像検査については、別記事で勉強をしていきます。

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