抱っこひもでの股関節脱臼を防ぐには? [小児の発達]

抱っこひもでの危険を回避しよう、シリーズ(^-^)
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2015-03-18
から続いています。

転落・窒息の予防に引き続いて、
最後は股関節脱臼を防ぐ方法を勉強します。

股関節脱臼の予防については、何度も、長編シリーズで、くどい位(^^)
記事にしてきていますので、いまさら・・・という感じもありますが
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2010-11-09 などなど)
抱っこひもに関して、復習を兼ねて勉強します。

まだ歩行開始する前の赤ちゃんでは、股関節の発達の為に
股関節が完全に開いたM字開脚で、しかも自由に下肢が動かせるのが
大切で、この格好が“良い”状態ですす。

小児整形外科学会が作ったパンフレットにも記載されています。
http://www.jpoa.org/%e5%85%ac%e9%96%8b%e8%b3%87%e6%96%99/

抱っこひもを使う場合も、要は
その“良い”状態にしておける抱っこひもを選んだり
使う時間を考えたりするのが大切、という事になります。

この格好にできれば、どこのメーカーの物でも良いと考えています。
もちろん、粗悪品など安全性に問題があるものは除きますが。
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2015-03-24

しかし、この観点だけで選んだとしても、
意外と選択肢は狭まるものです。
M字開脚の格好にできるけれども、自由度がないとか
自由に動かせるけれども、開脚にならないとか。

上記の記事で紹介したコピー商品を作られてしまったエルゴベビー社製の人気商品も
M字開脚の格好になるのは全く問題なく理想的と思いますが
長い時間使っていと、下肢を自由に動かすという点で不利になります。


赤ちゃんのお尻を支える部分がVの字になっていて(いわゆるブルマータイプ)
自由に動かせる商品も人気のようですが、
下肢を自由に動かせる点では理想にかなっていますが、
M字開脚を保つには、抱っこしている大人の両手でのサポートが必要です。

どのメーカーのこれが良いよ!というのは一概に言えませんが
いずれにせよ、使う大人の注意と気遣いが必要で
商品だけにこだわったり頼ったりせずに使う事が大切なのですね。
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